この間新年を迎えたと思ったら、早くも2月後半。3月に入るといよいよ年度末です。年度末というのは、年末やお盆前と同じくらい竣工ラッシュの時期。
FBを見ていると、知り合いの建築家の皆さんも竣工を間近に現場が佳境を迎えている状況が次々とアップされて、年度末という感じがします。
ウチの事務所も年度末を前に「石橋の家」「東淀川の家」と連続でお引渡しでした。
先日竣工しお引き渡しを終えた「東淀川の家」
竣工するとお引渡しになるのですが、この時ばかりはお施主さんも工務店さんも一様ににこやかで嬉しげ。
ひとつの建築が出来上がるまでは時間もかかるのは勿論、予期せぬ様々な問題も生じてなかなか一筋縄ではいかない。
皆、大なり小なりの苦労をして難関を乗り越えた結果が、お引渡しというひとつのの到達点。
達成感とか充実感とか、そんな言葉だけでは言い表せない、なんとも言えない喜びを感じる瞬間でもあります。
建築家の仕事は人々に喜んでもらう仕事です。人々に喜んでもらえる仕事は沢山あると思いますが、建築家の仕事もそんな仕事のひとつです。
そして、そんな喜んでもらえるお引渡しの瞬間は、つくづく建築家で良かったと思う瞬間でもあります。